鳥取トライアスロン協会

第23回サイパン・タガマントライアスロン大会レポート


3月31日に開催された第23回タガマントライアスロン大会(サイパン)に皆生大会からの派遣選手として参加した久保真一選手からレポートが届きました。
成績はエイジ25歳〜29歳で見事1位を獲得しました。(総合11位) おめでとうございます。
また女子の部では、中村優子選手がこれまたエイジ35歳〜39歳で1位と男女とも好成績を残しくれました。
お二人の活躍に拍手を送ります。
久保選手のレポートが先着していますのでアップします。中村選手のレポートは近日中にアップいたします。
タガマントライアスロンに参加して 久保 真一
3月31日にサイパンで行われたタガマントライアスロンに参加させていただきました。
結果は総合11位、年代別1位でした。とても貴重な体験ができたことに大変満足しています。
サイパンのホテルに到着したのは29日の夜中でした。時差は1時間だけだったのでとりあえず寝ました。
朝起きてから自転車を組み立てました。ところが、サドルを固定するネジが壊れていました。焦りました。とても焦りました。 ここまで来て、レースに参加せずに帰ったら何しにサイパンに来たのかわかりません。
すぐにネジを探しに出かけました。 ホテルの受付の人に聞くと、サイパンには自転車店は2つだけとのことでした。両方のお店に行きましたが、探していたものは見つからず、いろんなところに行ってやっと見つけたのは普通の工務店でした。言語の違いもあり予想以上に時間がかかりました。探している最中は不安で仕方がありませんでしたが、見つかって本当に良かったです。レース前日から精神的に追い込まれていました。

レースは午前6時スタートとのことでしたが、周りが暗いためブイの設置が遅れ6時5分にスタートとなりました。
海は波がほとんどなく透明度が高くて、大変泳ぎやすかったです。水の深さも浅く足がつきそうなところを泳ぎました。スイムの後半から雨が少し降り始め、バイクへと移行しました。
道は少し舗装されていないところがあり、滑りそうだなぁ、と思っていたらカーブで滑りました。転倒しました。本当に良く滑りました。バイクはチェーンが外れたぐらいで、身体も擦り傷だけだったので、周りの人に「OK、OK!」と言ってレースを続行しましたが、心の中では、かなり動揺していました。バイクのコースは島の大半を回ることができ、島の北側はきれいな景色が広がっていました。なので、少し風がきつかったけれど、頑張ることができました。ランに移行するぐらいから、天候が曇りから晴れになり始めました。暑かったですが、

ランは得意種目でもあるので、必死で前の選手を追いました。コースが多少わかりませんでしたが、なんとかゴールにたどり着くことができました。安心しました。
ゴール後は救護員の方に保護され傷の手当てを受けました。4人ぐらいの人にしばらく囲まれ、もうほっといてくれと少しなりましたが、バナナをくれたのでじっとしていました。そして、やっと解放されホテルへ帰りました。自分の準備不足等もあり、いろんなことがあったレースでしたが、とても楽しかったです。

いま、私の目標はいろんなトライアスロンの大会に挑戦するということです。5年前、椎間板ヘルニアになりほとんど動けなくなったことがあります。そのことがあるから、いま走れること、いまバイクを漕げること、いま泳ぐことができること、トライアスロンができることにとても感謝しています。
そして、今を一生懸命頑張ろうという気持ちで毎日を過ごそうと心がけるようになりました。それが今回のタガマントライアスロンへの参加へとつながったように思います。これから、もっと多くの大会に挑戦できるように頑張っていきたいです。  

最後になりましたが、この大会参加にあたりお世話になった方々に、また、トライアスロンを通じて出会った多くの方々に感謝したいと思います。本当にいろんなことを学ぶことができて、私は幸せです。また、これからもよろしくお願いします。


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