第41回皆生大会に県協会推薦選手として出場した鮫島選手から大会レポートが届きました。
灼熱の皆生大会の名にふさわしい暑い大会の中、見事完走を果たされました。
おめでとうございます。これからも頑張ってください。

 

令和5年７月22日

皆生トライアスロンクラブ

鮫島 庸介

第４１回全日本トライアスロン皆生大会レースレポート

第４１回全日本トライアスロン皆生大会に初めて出場させて頂きました。今年は4年ぶり に従来通りのコースに戻し、SWIM：3km、BIKE：140km、RUN：40kmで、且つ観客の声 援にも制限を設けない開催となりました。全国から約1000人の選手が皆生に集結し、酷暑 の中、文字通り「灼熱の皆生」を堪能させて頂きました。

鳥取県トライアスロン協会様、ボランティアスタッフの皆様、沿道で応援して頂いた皆様、 本当にありがとうございました。

【レース前日】

初レースを明日に控え緊張と不安と楽しみが入り混じり、朝から興奮を抑える事が出来

ず開会式会場へ。会場には全国から集まったアスリートの皆さんが続々と開会式会場へ集

結。私は過去3回リレーでエントリーしていたが、今回はソロエントリーでゼッケンの色

も異なり、一人でテンションMAX。

開会式後、明日のレースの応援に大阪から駆けつけてくれた長男と合流し、帰宅。

帰宅後、トランジションバックにBIKE、RUNで使用する物を準備するも、如何せん慣れて

ないもので、本当にこれだけで足りるのか心配になり、就寝するまでに何度確認した事

か・・・

22時過ぎに就寝。

【レース当日】

3時に起床するつもりが、興奮のせいか1時に起床。3時間の睡眠は少ないと思い、改め

て寝ようとするも寝れず、2時半に完全起床し朝食を摂る。

今朝も昨日散々確認したトランジションバックの中身を入念にチェック。

SWIMが苦手な私は昨日の開会式からSWIMが中止にならないかな・・・と淡い期待を込めて

いたが、当日朝の波高0m。最高なSWIM日和となった・・・

【SWIM】

2組に分けてのスタンディングスタート。約500人づつが一斉にスタートする。もちろん

その様な状況で泳いだ経験が無く、バトルに巻き込まれないかが非常に不安だった。なの

で後方右端からスタートし何とかバトルに合わず折り返し地点に到着。天気も良く、波も

無い為、SWIMが苦手な私でも気持ち良いと感じる事が出来た。時間はかかったがトラブル も無くSWIM完泳。

【BIKE】

SWIM後、辺りを見渡すと停めてあるBIKEは数少ない・・・。SWIMが苦手なのでこの光

景は想定内と自分に言い聞かせ、焦らず着替えを済ませ、いざBIKEスタート。

SWIMで全く脚を使っていないにも関わらず、BIKE出だしから脚に力が入らない感覚。

何かがおかしい・・・力が入らない・・・脚がだるい・・・と、ずっと感じながら中山を折り返す。

農道のアップダウンも勢いで登る事が出来ず、軽いギヤに落とし登り坂を上ると言った感

じで、BIKEタイムは想像以上に遅いタイムとなった。

何とか皆生プレイパークへ到着。

バイクラックの空いている箇所を探すのが大変なくらい、BIKEは埋まっていた。

【RUN】

15時頃最終のRUNスタート。とにかく暑い・・・。信号待ちの度に日陰を探し休憩。

エイドではボランティアスタッフの方々が頭から冷水をかけてくれて、一瞬ではあるが涼

を感じる事が出来た。BIKEで脚に不安があったが、以外にもRUNは遅いなりに走る事が 出来た。

皆生トライアスロンクラブのトライジャージを着ている事もあり、非常に沢山の方から「皆

生がんばれ！」と声援を貰い、沢山のパワーを貰いながら走る事が出来た。

そして20時30分頃、東山に到着。トラック内から「鮫ちゃん！おかえり～！」と声を掛

けて貰い、涙腺崩壊寸前。

夢にまで見た、中岡みづえさんからの「おかえり～」を貰い、長男と共にゴール！！

総合記録：13:22:40 この酷暑の中完走出来たのは、トライアスロン初心者の私に色々と教えて下さった先輩方、

一緒にトレーニングを積んできた仲間達、文句も言わずトレーニングさせてくれた家族、

本当にありがとうございました。

完走率68％と低い中、完走出来た事は非常に自信になった。

最後に今回鳥取県トライアスロン協会推薦選手で出場させて頂きました。この様な機会

を与えて頂き、誠にありがとうございました。