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2022-05-09

世界に羽ばたけ~小原北斗 レース報告(スービックベイ/フィリピン)

 

パリオリンピックを目指している小原北斗選手からレース報告が届きました。
一歩一歩確実な成長を実感しているようです。
鳥取県の仲間の支えが大きな力となっています。

Asia Triathlon Cup Subic Bay(2022.5.1/Philippines)  報告書
                         小原北斗

結果:12位 Swim 17’56  Bike 54’21  Run 33’27  Total 1’46’’38 

 今回は初めてとなるフィリピンのスービックベイ大会に出場しました。

久しぶりの暑さの中でのレースでしたが、スタートが540分ということもあり日中と比べると比較的涼しい中でレースだったので、思っていたよりは暑さは気になりませんでした。

 スイムはチリのレースから、練習量と泳ぎ方の改善をすることができたので、まだまだやらなければいけないことは多いですが修正することができました。

他の選手の流れを使って泳ぐことができたので、抜く所もあり終始リラックスができて周りの状況を見ながら先頭集団でスイムアップできました。

 T1も近々のレースでは1番スムーズに終えることができ、バイクの出だしでも足をあまり使わずにスタートできました。

前半はアベレージペースも速かったですが、15人の大集団だったので余裕を持ちながらローテーション回すことができました。少し先頭に出た時に踏みすぎてしまう時間もあったので、以降のレースではもう少し回転も増やしていき、なるべく足に負担をかけないような効率の良い走りも意識していきたいと思いました。

バイクのラスト5km地点でアタックがあったわけではないですが、集団が割れてしまい、自分は後方にいたので無理はせずに後ろの集団で足を使わない状況判断をしました。

しかしランスタートから体も足も重たく、周りのペースについていけませんでした。先日のチリからの隔離明け後、足の裏を痛めてしまい走り込みができていなかったので、少し不安だった走力とスタミナ不足が出てしまったように感じました。

タイムも悪く厳しい走りでしたが、最後まで諦めず粘りの走りができたので、ラストのスプリントで香港の選手に0秒差で先着することが出来ました。

 まだまだ3種目ともに課題はありますが、まずは最低限のポイントを獲得できたので、今回のレースを次に繋げられるようにこれから取り組んでいきたいと思います。

 今回の遠征では次世代スタッフの武友さんに大変お世話になりました。改めてこのご時世でスタートラインに立つまでの大変さや武友さんをはじめ各チームのコーチ陣の方にもご帯同していただける有り難みを凄く感じました。選手が良い状態でスタートラインに立てるように様々な件でのご対応をしていただいたので、以降は今回学んだことを自分達でももう少ししっかりできるようにしていきたいと思います。

 ありがとうございました。